柴犬のリュウちゃんです~♪
今後ともよろしくお願いします!!
夏祭り
大宇陀で毎年恒例の花火大会が開かれました!
2千発の花火があがります。
大宇陀の特徴は、一度にパパパパーンとあがって約30分で終わるところかな(笑)
でも!待ち時間がなくてちょうどいいんです。
しかも周りに高い建物がないので、少し離れたところからでも綺麗に見れるんですよ~。
是非来年は見に来てください!おすすめです!!
沖縄旅行記 其の参
研修2日目は、芭蕉布(ばしょうふ)の見学です。
芭蕉布は、バショウ科の多年草イトバショウから採取した繊維を使って織られています。
北部に位置する大宜味村にある喜如嘉(きじょか)に行って来ました。
喜如嘉(きじょか)の芭蕉布は国の重要無形文化財に指定されています。
琉球王国では王宮が管理する大規模な芭蕉園で芭蕉が生産されていましたが、今では少なくなったとのこと。
しかも3年に1回しか切ることができないそうです。2年では硬く、3年でちょうどよい柔らかさになるそうです。
ここで人間国宝の平良敏子さんにお会いすることができました!
平良敏子さんは、戦時中に岡山県倉敷市で働いておられましたが、戦後、倉敷紡績北方工場に就職し、ここで平良さんを含む喜如嘉出身者4名は、織りや染めの基本を学び、芭蕉布復興を決意し、帰郷。軍作業全盛の厳しい時を経ながらも、平良さんの作品は次々に賞を獲得。「喜如嘉の芭蕉布」は優れた工芸品として高い評価を受けるようになりました。それと同時に喜如嘉の女性たちを織り手として雇い、作業の集中化と合理化を進め、芭蕉布を産業として軌道にのせました。今、こうして芭蕉布があるのも平良敏子さんのおかげなんですね。
人間国宝の平良敏子さん。とても90歳を超えているようには見えません!お若い!!
お会いできて嬉しかった~
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喜如嘉を後にし、次に向かった先は読谷(よみたん)村の花織波平工房です。
一時は絶滅寸前となっていた約600年の歴史を誇る読谷山花織ですが、現在では沖縄県指定無形文化財、経済産業大臣指定伝統的工芸品として、全国に多く知られるようになりました。
花織は、花のように美しい幾何学模様で、図柄に立体感をかもしだしています。この紋様に絣や縞、格子をあしらった着尺や帯などがあります。
かわいらしい紋様で素敵ですね。
それぞれには意味があって…
こういった願いが込められ、織られているのですね。
手づくりの温かみが感じられる工程を見て、ますます花織が好きになってしまいました!
以上で沖縄旅行記はおしまいです。
ご愛読ありがとうございました!
琉球の着物や帯を是非見てみたいと思われた方は当店までご連絡ください。
お待ちしております。
沖縄旅行記 番外編
実は、この研修中に絶対に果たしたい目的がありました。
それは…かれこれ2ヶ月前までさかのぼります…。
弊社社長夫妻が久米島へ旅行に出かけたときに、貝殻を拾って来たのですが、その中にヤドカリが混じっていた
のです!仕方なく水槽で飼っていたのですが、久米島の美しい海を思うと不憫で…。
そんなこんなで『ヤドカリを海に返してあげよう大作戦』が始まったのです♪
水槽ごと持っていくわけにはいかないので、小さな容器に穴を開けていざ出発!!
手荷物検査でドキドキ!飛行機の中でドキドキ!!
なんとか沖縄に着いた日の夜に海に返すことができました。
一緒にごはんも食べたよね…
肌身離さず(かばんに)持っていると情がわいてくるものですね。
別れの時は、ほろりときちゃいました…。
ヤドカリの恩返し、期待してます(笑)
沖縄旅行記 其の弐
上原さんの工房を後にして、次に訪れたのは、“紅型(びんがた)”をつくっておられる染色家の玉那覇有公さんの工房です。
玉那覇さんは重要無形文化財保持者(人間国宝)で、沖縄の伝統的な紅型に現代の感覚をとりいれた作品を
制作しておられます。この日、玉那覇さんはご不在でしたので、奥さまにお話を聞かせて頂き、たくさんのデザインの帯や反物を見せて頂きました。
“紅型”とは、沖縄を代表する染色技法のひとつで、その起源は13世紀(1201~1300年)頃と推定されています。「紅」は色全般を指し、「型」は様々な模様を指していると言われ、琉球王朝時代は王族や貴族の衣装として染められていたそうです。
また、第二次世界大戦で多くの型紙や道具が焼失、その上、材料不足の中、拾った日本軍の極秘地図に下絵を描き型紙に、割れたレコード盤を糊置きのヘラに、顔料のかわりに口紅、落ちている薬莢を糊袋の筒先に使用していたそうです。それらの工夫や努力がなければ、紅型は無くなっていたかもしれません。
染めていく過程を目の当たりにして改めて手間のかかる作業だなぁと実感しました。
多彩な色使いは見る人を惹きつけますね。本当に美しいです!
つづく