少し前になりましたが…
先日、仕事で沖縄まで研修に行って来ました。
その目的は、沖縄の伝統工芸品である“紅型(びんがた)”、“芭蕉布(ばしょうふ)”、
そして“花織(はなおり)”をつくっておられる工房を見学させていただくことでした。
沖縄についてまず初めに訪れたのは、“あけずば織り”の第一人者である染織家の上原美智子さんの工房です。
“あけずば織り”は新たなジャンルで、極限の軽さを追求した織物です。上原さんの織り成す布は、幅60cmで長さ5mあるにもかかわらず僅か5gしかないんです!
娘さんの結婚式に纏わせたいという上原さんの想い、素敵でした。
こんな美しいベール私も羽織ってみたかった…。でももう無理なので娘ができたら絶対!
※“あけずば”とは沖縄でトンボの羽の意味だそうです。
つづく